- No
- 700
- Date
- 2011.02.06 Sun
名護ハーフマラソン顛末記
受付を済ませ、開会式をなんとなく眺めます。
周囲ではアップを始める人たちが賑やかにしています。
トラックを走る人も多く、けっこう混雑。
私はアップする体力も温存して、ストレッチだけしておきます。
ココイチの帽子を被って、気合を入れます。

うっし、頭にココイチ君も乗っけて、カレー屋のガッツを見せてやりますか!
9時20分。
出走時間です。

さて、1キロ10分で21キロ=210分=3時間半。
このペースで無理なく行きましょう。
2キロ そろそろ歩きたくなってきました。
でも、まだ誰も歩いてないので、とりあえず走り続けます。
4キロ 上り坂。結構ばててきてます。
歩き始める人もチラホラ。
沿道から「ガンバレー」の声と共に太鼓が鳴ってたり、手が振られてたり、
おじいさんの「マイペース、マイペース」の声援。
うん、そうですね。
最後まで歩くのもマイペースですよね・・・って、ダメだろ、それ。
と、自分に突っ込みいれながら、まだ走ります。
8キロ とうとう歩き始めました。
あー、きつい。
まだ半分来てないの?
10キロ 「1時間16分!」と、係りのおじさんがタイムをよんでいます。
お、予定では10キロ=100分=1時間40分のはずなのに、結構早いぞ。
このペースなら2時間半だぞ。
まあ、歩きも入った今のペースでそんなわけないのですが。
しかし、ここまでの時間の貯金が後で物をいうのを、今は知りません。
さて、ここからはもう、ひたすら苦行です。
耐えに耐えて、足を進めます。
走ったり、歩いたり、歩いたり、走ったり、歩いたりと、歩いたりの割合がどんどん増えていきます。
風景を見ている余裕なんか、まったく無し。
13キロ 左足首と右太もも付けに鈍痛。
足のバネが効いていないというか、足の筋肉が固まってる感じ。
サスの効かない車に乗ってるようなもんで、地面の衝撃がもろに腰に響いてくる感じです。
だんだん足も引きずったような動きになってきます。
ここまで、天候は良いのですが、不思議とあまり汗はかいていません。
もし、これで汗ダクダクなら、体力消耗しすぎて、ここいらでギブアップだったかもしれません。
ホントに10分1キロのペースで進むべく、時計を確認しながら10分毎に1キロずつ進んでいく表示板を確認しているだけです。
最後の上り14-17キロのあたりでは前を見てるかもあやしいもんです。
給水所の水を頭から被って、気合を入れます。
ちなみに、ここまできて言い訳を一つ。
周りの皆さん、軽くて通気性も良さそうなジョギングシューズを履いてらっしゃいますが、私はそんな靴を持っておりません。
しっかりナイロンで防水されている、通気性など期待できない上に、山道でも歩ける運動靴。
結構なハンデですよね?これ。
で、17キロの表示を確認します。
ここまで2時間30分。
残り4キロを40分で行けば、3時間10分、12時半でゴールできるな。
と、考えておりますと、給水所で「完走まで、もう少しペースアップだよ」の声。
え?
制限時間って、3時間半じゃなかったっけ?
時速6キロ×3.5時間で20キロで1キロおまけって計算してたんですけど。
多分あってるはずだと思いながらも、不安になって、無理やりペースを上げます。
歩きから早歩きへ。
で、さらに不安になって、時々走ります。
残り3キロを切ってから、次の1キロが異常に遠く感じます。
残り1キロ!
会場のアナウンスが聞こえてきます。
「残り8分で、締め切りでーす」
でぇーーーー!
ここまで来て、完走逃してたまるか!!
動きたがらない足を、無理やり動かして、会場へ走ります。
「残り3分です」
のアナウンスで会場のゲートをくぐります。
うっしゃー、間に合った!
と、思うとゴールへは柵があって、まっすぐ迎えません。
え・・・?
この800mか1キロあるような、トラックを1周して反対側からゴールなの!?
なーんでやねーん!
心で叫びながら、最後の全力疾走。
1周して、ゴールを越えたとこで、正面に見える、会場へのゲートの鉄柵が閉められます。
危なかったーーー。
完走タイム 2時間59分3秒。(1772人中1409位)

あと、57秒でアウトでした。
あの、給水所で声掛けてくれた人、ありがとー。
私の後ろ20人ぐらいだったはずだから、350人ぐらいが完走できなかった計算です。
そう考えれば、結構、頑張ったよね。俺。
ああ、疲れた。
もう、マラソンはしたくない(T T)
後日談へ続く。
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周囲ではアップを始める人たちが賑やかにしています。
トラックを走る人も多く、けっこう混雑。
私はアップする体力も温存して、ストレッチだけしておきます。
ココイチの帽子を被って、気合を入れます。

うっし、頭にココイチ君も乗っけて、カレー屋のガッツを見せてやりますか!
9時20分。
出走時間です。

さて、1キロ10分で21キロ=210分=3時間半。
このペースで無理なく行きましょう。
2キロ そろそろ歩きたくなってきました。
でも、まだ誰も歩いてないので、とりあえず走り続けます。
4キロ 上り坂。結構ばててきてます。
歩き始める人もチラホラ。
沿道から「ガンバレー」の声と共に太鼓が鳴ってたり、手が振られてたり、
おじいさんの「マイペース、マイペース」の声援。
うん、そうですね。
最後まで歩くのもマイペースですよね・・・って、ダメだろ、それ。
と、自分に突っ込みいれながら、まだ走ります。
8キロ とうとう歩き始めました。
あー、きつい。
まだ半分来てないの?
10キロ 「1時間16分!」と、係りのおじさんがタイムをよんでいます。
お、予定では10キロ=100分=1時間40分のはずなのに、結構早いぞ。
このペースなら2時間半だぞ。
まあ、歩きも入った今のペースでそんなわけないのですが。
しかし、ここまでの時間の貯金が後で物をいうのを、今は知りません。
さて、ここからはもう、ひたすら苦行です。
耐えに耐えて、足を進めます。
走ったり、歩いたり、歩いたり、走ったり、歩いたりと、歩いたりの割合がどんどん増えていきます。
風景を見ている余裕なんか、まったく無し。
13キロ 左足首と右太もも付けに鈍痛。
足のバネが効いていないというか、足の筋肉が固まってる感じ。
サスの効かない車に乗ってるようなもんで、地面の衝撃がもろに腰に響いてくる感じです。
だんだん足も引きずったような動きになってきます。
ここまで、天候は良いのですが、不思議とあまり汗はかいていません。
もし、これで汗ダクダクなら、体力消耗しすぎて、ここいらでギブアップだったかもしれません。
ホントに10分1キロのペースで進むべく、時計を確認しながら10分毎に1キロずつ進んでいく表示板を確認しているだけです。
最後の上り14-17キロのあたりでは前を見てるかもあやしいもんです。
給水所の水を頭から被って、気合を入れます。
ちなみに、ここまできて言い訳を一つ。
周りの皆さん、軽くて通気性も良さそうなジョギングシューズを履いてらっしゃいますが、私はそんな靴を持っておりません。
しっかりナイロンで防水されている、通気性など期待できない上に、山道でも歩ける運動靴。
結構なハンデですよね?これ。
で、17キロの表示を確認します。
ここまで2時間30分。
残り4キロを40分で行けば、3時間10分、12時半でゴールできるな。
と、考えておりますと、給水所で「完走まで、もう少しペースアップだよ」の声。
え?
制限時間って、3時間半じゃなかったっけ?
時速6キロ×3.5時間で20キロで1キロおまけって計算してたんですけど。
多分あってるはずだと思いながらも、不安になって、無理やりペースを上げます。
歩きから早歩きへ。
で、さらに不安になって、時々走ります。
残り3キロを切ってから、次の1キロが異常に遠く感じます。
残り1キロ!
会場のアナウンスが聞こえてきます。
「残り8分で、締め切りでーす」
でぇーーーー!
ここまで来て、完走逃してたまるか!!
動きたがらない足を、無理やり動かして、会場へ走ります。
「残り3分です」
のアナウンスで会場のゲートをくぐります。
うっしゃー、間に合った!
と、思うとゴールへは柵があって、まっすぐ迎えません。
え・・・?
この800mか1キロあるような、トラックを1周して反対側からゴールなの!?
なーんでやねーん!
心で叫びながら、最後の全力疾走。
1周して、ゴールを越えたとこで、正面に見える、会場へのゲートの鉄柵が閉められます。
危なかったーーー。
完走タイム 2時間59分3秒。(1772人中1409位)

あと、57秒でアウトでした。
あの、給水所で声掛けてくれた人、ありがとー。
私の後ろ20人ぐらいだったはずだから、350人ぐらいが完走できなかった計算です。
そう考えれば、結構、頑張ったよね。俺。
ああ、疲れた。
もう、マラソンはしたくない(T T)
後日談へ続く。
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